|
古代ローマ時代、アドリア海沿岸からローマに塩を運ぶために造られた「サラーリア街道」。
この街道沿いのトロント川を見下ろす眺めの良いアクアサンタ・テルメに、「ヌォーヴェ・テルメ・ディ・アクアサンタ」があります。
ここは古代ローマ時代にすでにその名を知られた温泉地でした。

紀元前50年に執政官の地位にいたプランコという人物は、ある病に悩まされ、トスカーナ州で数々のテルメを試しましたが何の効果も得られずにいました。
しかしこのアクアサンタの地では、その硫黄に富んだ水のおかげで心地よく治癒されたという、ある歴史家の記録が残っています。
又、ここは古代ローマ軍人たちの癒しの場でもあり、それは中世の時代でも同じでした。
かのカール大帝もアスコリ・ピチェーノへの旅の途中に立ち寄ったとされています。

一連の洞窟の底で38.6 の温水が湧き出しており、一番遠くにある洞窟がスイミングプールとして、源泉の洞窟の手前にある高温の洞窟は発汗療法に使われています。
|